ぽっこりお腹の改善や食べ過ぎ防止に最適！

食物繊維は、お腹の中に溜まった老廃物を吸着してかき集めたり、老廃物の塊である便を出しやすくする働きを持っています。
便通をよくする働きがあるので、便秘の改善はもちろん、お腹ポッコリが気になるダイエッターさんにもおすすめの成分です。
また、食事の際に食物繊維をたっぷり含む野菜や海藻などを先に食べておくことで、お腹が膨らみ、食べ過ぎを防止できるダイエット効果もあります。
食物繊維を大量に含む食材はカロリーが低いものも多いため、ダイエット中でもカロリーをあまり気にせず、たっぷり食べられるのも嬉しいところかもしれません。

血糖値やコレステロールの数値改善にも

食物繊維そのものには栄養素はなく、かつては栄養の無い不要なものと分類されていた時期もありました。
しかし、近年では便秘解消をはじめ、生活習慣病の予防や改善に効果があるとされて注目される成分となっています。
メタボ気味でダイエットを勧められている方も、積極的に取りたい成分です。
食物繊維は他の栄養素と異なり、消化酵素の影響を受けず、小腸では消化されずに大腸まで達するので、整腸作用をはじめ、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などにも効果が期待できます。

体に必要な栄養素が一緒にとれる「食物繊維」を含む食材

食物繊維は肉類や魚介類などの動物性の食材にはほとんど含まれていません。
一方、野菜や果物をはじめ、ほぼノンカロリーの海藻やキノコ類、タンパク質も豊富な豆類や、エネルギー源にもなるイモ類や雑穀などの穀類にも豊富に含まれています。
野菜や果物にはビタミンやミネラルも含まれ、海藻類やキノコ類はカロリーがほとんどないうえ、ミネラル類も豊富です。
大豆や豆腐などの豆類は良質な植物性のタンパク質も取れますし、雑穀や白米にはミネラルやタンパク質、糖質も含まれているため、様々な食物繊維を多く含む食材をバランスよくとることで、体に必要な栄養素もとれ、健康的なダイエットができます。
糖質が気になる方も、食物繊維豊富な蕎麦やライ麦パンを食べるようにしたり、スイーツが我慢できない方は脂質とカロリー過多になりやすいケーキなどに変えて、食物繊維も豊富なサツマイモやカボチャを食べるなど、上手に食材を取り入れてみましょう。