ダイエット

2016年07月13日

一ヶ月で痩せていい数値は体重から計算するって知ってた?

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ダイエットをするとき、多くの人はスリーサイズや体重で実際に減量しているかを確認します。数字で簡単に成果が判断できるため、短期間で大きな成果を求める人も多いですが、確実に成功するためには無理は禁物です。

 

そもそも、ダイエットというのは体にとっては、蓄積している栄養素を失っていくという負担のかかる行為ですので、できるだけ脂肪を減らさないようにしようとします。特に急激に痩せようとするあまり、極端な食事制限や激しい運動を繰り返すと、体は飢餓状態になり、次に体内に入ってきた栄養素をできるだけ失わないようにするために脂肪をため込みやすくなっていきます。その結果、少し気が緩んで普通の食事に戻したとき、それまでよりも太りやすく痩せにくい体質になるばかりでなく、急激に脂肪をため込んでリバウンドしてしまいます。
結局、何度もダイエットを繰り返すと、体はますます脂肪をためやすい体質になりますので、痩せにくい体になっていくばかりです。長期的に痩せた状態を維持するためには、リバウンドのない緩やかな減量をしていく必要があり、近年では一か月に痩せてもよい数値は、自分の体重から計算しています。理想的なペースとしては、その人の現在の体重の5%までとされています。つまり、50㎏の人であれば一か月あたり2.5㎏を目安に落としていくのが、リバウンドにもならずに健康的に痩せていくペースです。
急激な減量をしたときには、リバウンドのリスクがあるだけでなく、栄養不足によって肌荒れや抜け毛などのトラブルにも見舞われやすくなります。また、免疫力が低下して病気をしやすくなることもあり、危険です。女性の場合にはホルモンバランスが乱れて生理不順になったり、生理が止まることもあり、目標の体重まで痩せることができても、病院に通わなければならなくなります。
さらに、数字だけでダイエットをすすめていくと、徐々にノルマを高くしていき、痩せなければならない、食べてはいけないといった強迫観念に見舞われこともあります。その結果、拒食症や過食症になり、病的なまでに痩せてしまったり、食べては吐く行為を繰り返して胃腸に多大なダメージを与えるケースもあります。このような場合にはカウンセリングに通い、食事も管理されることになりますので、あまり気軽に考えず、美しく健康的に痩せていくことを心がけましょう。特に思春期は体の成長に最も重要な時期ですので、無理は禁物です。

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金沢美人編集部

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