ナプキンの羽根つきと羽なしのメリット・デメリット
女性にとって毎月利用するナプキンの羽根つきと羽なし、好みが分かれるところですが、どちらにもそれぞれメリットとデメリットがあります。
昔からあるのは羽なしのタイプです。
このタイプのメリットはパンツの中に全ておさまるので付け心地が良いところです。
付ける時もさっと手軽に簡単につけられるので、慣れている人にとってはとても使い勝手の良いものです。
ただ、羽根なしナプキンは経血の量が少ない時に向いていますが、経血の量が多い日は羽がないと横からもれるリスクがあります。
羽なしのデメリットは、激しい運動をする時は付けている位置がずれてしまったり、パンツの中でよれて吸収が悪くなったりしがちなことです。
長時間変えられない時なども、もれて衣服を汚す心配があります。
一方、羽根つきは横漏れを防いでくれ、万が一横漏れしても羽根が吸収してパンツを汚さない事です。
薄手の羽根がほんの少しあるだけでは、一見何も変わらなそうですが、安定感が全く違います。
羽根つきはナプキン本体の裏面テープだけでなく、羽根部分でもしっかりと固定することができるので、激しい運動をしても位置がずれる心配がありません。
よれにも強いので、横からもれるリスクは大きく減ります。
ずれない、横漏れを防いでくれる安心感が羽根つきの大きなメリットです。。
デメリットとしてはパンツからはみ出る部分があるため、羽なしと比べてどうしてもナプキンを付けている間ごわついたりすることです。
付け方も羽なしに比べるとコツが必要です。
羽を固定するひと手間がかかりますし、羽を付ける位置が良くないと太ももに羽根のテープの部分が当たってちくちくする事もあります。
ナプキンを付けていることを意識せずにいられるくらいの軽い付け心地が欲しい人には少し存在感が邪魔になることもあります。
羽根にはきちんと目的があり、きちんと付けられればきちんと役割を果たしてくれるからこそ、上手に付けてメリットだけを享受できると良いのですが、そのためには羽根の扱いに慣れることが必要です。
毎月一定の期間利用するものなので、自分に合った、付け心地の良いものを選んで利用したいものですが、それぞれの特徴を知って経血の量が変わる前半と後半で使うタイプを変えるのも良い方法です。
多い時期はきちんと固定できて、よこからもれる心配をしなくてすむ羽根つきタイプを利用し、多い時期を過ぎたら付け心地の軽い羽がないタイプを使えば、どの期間も快適に過ごすことができます。
それぞれのメリットとデメリットを比べて、上手に使い分けていきたいものです。