ライフスタイル

2016年07月30日

汗でベタつく洋服を見分ける!綿や麻…肌に貼りつかない涼しい素材はこれ!

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綿100%のTシャツは、薄手であり涼しいとよく言われています。通気性が高く、また肌触りも良いためベタつかない、という説が広く、多くの方がポリエステルよりも綿100%を求める傾向にあります。
しかし、これは一概にそうとは言い切れません。たとえば夏場での営業職の方や学生さんで部活動などスポーツを長時間行うなど、たくさん汗をかく場面が多い屋外での活動の場合、薄手の綿100%Tシャツはかえって暑くなることがあります。
なぜたくさん汗をかくと綿100%の方が暑いのでしょうか。これは綿の吸水性によるものが大きいです。例えば、布巾とタオルの場合、どちらが水をたくさん吸いますか?この場合、当然タオルの方がしっかり水を吸収しますよね。手を洗ったときはもちろん、お風呂から上がったときも水滴を吸収する目的で使用するのがタオルなので。しかし、布というものは、水をたくさん吸収して、キャパシティを超えてしまうとベタベタになり、風を通さなくなります。通気性が悪い状態、つまり乾きにくくなります。
同じように、綿100%の場合、吸水性が高いのが仇となるわけです。あまり汗をかかない方や、屋内や風通しの良い場所で活動する方にとっては、確かに通気性が高く吸水性の高い綿の方が適しているでしょう。
しかし、屋外でたっぷり汗をかいた場合、ベチャベチャに濡れてしまうと当然風を通しません。乾きにくくなり、暑くなります。さらに吸水性を超える汗になると、べたつきが出てきて、なおのこと暑く、不快に感じてしまいます。

しかし、程度がありますが厚手の生地であると、吸水性・吸汗性は、生地そのものが薄地より優れているため、風が通ることになり薄地よりも涼しいことになります。そのため、「夏は暑いから薄地のTシャツが涼しい」は、間違いではないものの、これは汗をあまりかかない方に限定されてしまいます。屋外で活動したり、たくさん汗をかく場面が多い方には、薄いから涼しいとはいえません。
そういう意味では、天然素材である綿100%よりも、最近のドライ素材をおすすめします。ポリエステルは基本的に優れた素材で、特に最近のものは汗をかいても生地から汗の水分をどんどん乾かしていくという、高い機能を持っています。汗を激しくかいたり、屋外で活動する方にとって、真夏にもっとも涼しいのはドライ素材でしょう。綿100%のTシャツがお好きな方も、ぜひ一度ためしてみてください。

 

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金沢美人編集部

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