「アサイー」が奇跡のフルーツと言われる由縁

アサイーは南米はブラジル原産のヤシ科に該当する植物で、アマゾンに生存している原住民にとっても貴重な栄養源をもたらした果実です。
豊富な栄養素があり、その栄養素の種類が人間の体にも優れているので、「スーパーフード」や「スーパーフルーツ」としても親しまれています。
アマゾンの先住民の人が長寿でいつまでも若々しい方が多いのは、このアサイーがもたらす優れた栄養分のおかげです。
特に日本や西洋で肉食を中心とした民族にとっては生活習慣病や肥満が問題となっていますが、それを予防する上で優れた果実ではないでしょうか。

含まれている栄養成分について

アサイーに含まれている栄養成分は、抗酸化成分のポリフェノールがあり、これはブルベリーの約18倍、食物繊維はごぼうの約3倍、カルシウムは牛乳の約3倍も含まれています。
鉄分についてはほうれん草の約2倍、他にはオレイン酸、ビタミン類、アミノ酸といった人間にとって優れた栄養分も存在しています。
こうした現代人には優れた栄養成分が豊富に、しかもバランスよく含まれていることもあり、それが「スーパーフード」と呼ばれている理由です。
アマゾンの現地では、果実をピューレ状にしたものをキャッサバ芋に混ぜたり、魚や肉などに塗ったり他の食物と一緒に食しています。

栄養成分からもたらす効果について

「スーパーフード」食でもあるアサイーは、日本ではジュースにして飲むのが人気となっています。
味がナッツみたいな感じなので抵抗なく飲める利点があります。
実際にアサイーに含まれている栄養成分からの効果については、まず肥満防止効果が存在しダイエット効果が期待できます。
しかも食物繊維が豊富なため、体の脂肪分や害ある成分などを吸収し、それを体外に排出してくれます。
またポリフェノールの一種のアントシアニンが肌を美肌化し、目の疲れを緩和させる働きをもたらします。
他には良質なたんぱく源やカルシウムなども含まれているため、骨粗しょう症の予防、老化を防止、悪玉のコレストロール値を下げることも可能です。
特に女性の更年期障害などで不足しがちな栄養成分を補うことも簡単にできるので、ダイエットや栄養補給にも優れている特徴もあります。
カロリーを摂取し過ぎで生活習慣病を招くこと自体も抑制できるため、注目されているフルーツがアサイーです。