どうして唇の皮ってすぐ乾燥するの?その理由を徹底解説
唇の皮は乾燥しやすい部分です。特に、冬の寒い時期は、空気も乾燥しているので、肌だけでなく、唇のトラブルも多くなりがちです。唇の皮はどうして乾きやすいのでしょうか。
唇の皮がめくれる原因
顔でも、目の周りなど、部分によって皮膚の薄さには違いがあるものですが、唇は皮膚よりも薄いために、さらにトラブルが起こりやすい部分ともいえます。また、顔の他の部分に比べると、食事をしたり、歯を磨いたりする機会が多いため、その度に水に濡らしたり、ウェットティッシュで拭いたりすることもあります。頬などの部分であれば、乾燥していると感じたら、化粧水や乳液などでお手入れをするのですが、口の周りは舐めてしまえば乾きも気にならなくなるので、特に子供などは、ついつい舐めておしまいにしてしまいがちです。でも、それは一時的な効果であるといえます。
実際に、乾いた皮膚の表面に水分を与えることで、一時的に潤うようにみえますが、その水分もすぐに蒸発してしまいます。そして、その水分が蒸発するときに、皮膚の表面にあった水分まで一緒に奪ってしまうという性質があるため、水分を付けた以前よりも、さらに乾いてしまうのです。そのため、その理由がわからないでいると、その乾きを補うために、無意識のうちにもまた舐めるために、結果的には、さらに乾いた状態になってしまいます。 このような理由をしっかりと認識したうえで、適切なお手入れをすることがとても大切です。
唇の保湿ケア
お肌のお手入れをするときに、口も含めて、すべてを意識するように心がけましょう。化粧水は肌に刺激の少ないタイプを選び、口の部分にも使うようにします。そのうえで、リップクリームを塗るようにすると効果的です。リップクリームを塗る前が極端に乾いた状態だと、リップクリームを直接塗ったとしても、あまり効果が感じられないケースもあります。リップクリームは保湿ケアを目的にしているものですが、保湿するためには、まずは水分をたっぷりと与えることが重要です。つぎに、その水分が乾ききらないうちに、油分でふたをするというのが理想的なケアといえます。
リップクリームには油分が含まれているので、ふたの役割を果たします。ですから、そのふたをする前に、化粧水などで水分を補給しておくことが理想的といえるのです。ひどく乾燥している場合には、リップパックを行うとさらに効果的でしょう。リップパックは、クリームなどを唇に塗って、ラップなどで覆うようにするのがおすすめです。