化粧品のアイテムには役割と最適なつける順序がある！？

忙しい毎日の中でスキンケアが惰性のようになってしまっている方も多くいらっしゃいます。
化粧品にはアイテムごとの役割があり、最適な付ける順番がありますが、そうした基本的なことを忘れてしまい、適当にスキンケアをするのでは十分な効果が得られない可能性もあります。
アイテムごとの役割を知って、肌に付ける順番を守ることで一層のスキンケア効果を実感することができます。

洗顔後の化粧水は鉄則！

洗顔で顔の余分な皮脂や汚れを落としたあと、肌が突っ張ってしまうことがあります。
これは洗顔で肌の潤いまで取り去ってしまうために起こるものですので、そのままでいるとどんどん水分が蒸発して乾燥肌に傾いてしまうことになります。
そこで肌につけたいのが化粧水です。
化粧水は洗顔後の肌にまず付けるアイテムで、洗顔で奪われた潤いを素早く補給することができます。
油分が低くうるおい成分が多いので、浸透力も高くスムーズに角質に潤いを届けることができるのが魅力です。
次に肌につけるのが美容液です。
美容液は肌のお悩みに合わせてピンポイントにケアできるのが魅力です。
シミやソバカスにお悩みの方はアルブチンやビタミンＣ誘導体などの美白成分を含む美容液、乾燥が気になる肌にはヒアルロン酸やセラミドの美容液など、目的に合わせてチョイスしてスキンケアの完成度を高めることができます。

クリームで肌にバリヤーを張って潤いを逃さない工夫を

次につけるのが乳液です。
ローションよりも油分が多く、クリームよりも油分が少ない乳液はさらりとした使用感で顔に伸ばしやすくすみずみまで潤いを与える効果があります。
最後に付けるクリームはスキンケアアイテムの中でも最も油分が多く、顔に伸ばすことで潤いを角質に閉じ込めるバリヤーになります。
ローション、美容液、乳液で補った潤いはこのクリームの油分の膜によって長時間肌にとどまることができるので、潤いを長持ちさせることができます。
このようにスキンケアのアイテムには一つ一つ役割がありますので使用する順番を意識しながら正しく使うことでその機能を最大限に活かすことができます。