脱毛直後はお肌がダメージを負って敏感に

脱毛直後のお肌は、フラッシュやレーザーによるダメージを負っています。
人によっては赤みが出ることもあり、もし目に見える変化がなくても軽い火傷を負っている状態です。
そのため施術後はクーリングジェルなどを使って肌を冷やしますが、せっかく冷やしたのに当日に入浴してしまっては意味がありません。
火傷をした時に患部を温めないのと同じで、脱毛の直後も温めたり血行を良くするような行動は控えましょう。
敏感な状態になっている肌に刺激を与えると、かゆみやヒリヒリするなどの症状が現れます。
寝ている間に掻いてしまったりと、肌をますます傷つけること場合もありますので脱毛直後は注意が必要です。

お風呂の中は意外と雑菌だらけ！？

脱毛直後に入浴が禁止されている理由は、温度による刺激を避けるためだけではありません。
雑菌による感染症などを防ぐためでもあります。
普段からキレイに掃除している湯船でも、お湯を張ってしばらくすると何億という雑菌が繁殖してしまいます。
そのため、施術後の弱った肌や、照射によって毛穴が開いた状態で入浴すると、雑菌が侵入して炎症や感染症を引き起こしかねません。
もし肌の炎症が悪化するようなことがあれば、脱毛を続けられなくなってしまう可能性もあります。
少しくらい良いだろうという気の緩みが、脱毛の中断という悲劇に繋がらないよう気を付けましょう。

気になる時はぬるめのシャワーでスッキリ

入浴は禁止されていますが、ぬるめのシャワーなら刺激も少なく、雑菌の心配もありません。
とくに夏の暑い時期は汗をかきやすいので、汗をかいたまま放っておかずにシャワーでスッキリしましょう。
肌への刺激を抑えるために、体を洗う時は手の平で泡を滑らせるように洗い、ぬるめのシャワーで洗い流すようにして下さい。
基本的に入浴を控えるのは施術当日で、肌の状態に問題なければ翌日から湯船に浸かることができます。
ただし、脱毛後に数日経っても赤みやかゆみが引かない場合は、入浴を控えるだけでなく、すみやかに施術を行った脱毛サロンや皮膚科に相談しましょう。