知っているようで知らない…「美容オイル」のパワー

スキンケアにオイルというと、なんだか肌がべたべたして気持ち悪いというイメージを持つ人はいまだに多いことでしょう。
けれども、近年、オイル美容がブームになっていることを考えると、本当のオイル美容の仕方がわかったことによって、肌の違いを実感している人が増えたからだといえます。
オイル美容がこれほど人気を集めている秘訣は、オイルの持つ効果とそれを取りいれる順番にありました。
美容オイルは、35歳ごろから皮脂の分泌量が減少し始める年代に適しています。
この年代はアンチエイジングにも関心を持ち始める年齢ですが、まさにオイルがその役割を果たしてくれます。
オイルを洗顔後の肌に直接つけると、これが皮脂の代わりを果たしてくれて洗顔によって荒れた角質をふやかしてくれるという働きがあります。
角質がふやけると、その後の化粧水の浸透がよくなりますので、オイルが水をはじくどころか、水分がぐんぐんと肌に入っていく導入効果をもたらすことになります。
べたべたする、効果がわからないと感じていた人は、そもそも使う順番が間違っていたため、変化を感じることができなかったのだと考えられます。

ボディケアにもおすすめ！

乾燥が気になる時期には、入浴後にオイルを肌に伸ばしてのボディケアがおすすめです。
妊娠線の予防にも効果的とされていますし、滑りが良いのでマッサージに適していることから、気になるセルライトをもみほぐして柔らかくしたり、ヒップや二の腕などをマッサージによって引き締める効果も期待できます。
マッサージに使えば全身を引き締める効果が得られる上に、お肌も保湿効果でしっとりして、一石二鳥のお手入れになります。

髪にもオイルで頭皮ケア

オイルは髪にも使えます。
ドライヤーの熱から髪を守ってくれるのはもちろんですが、頭皮のマッサージにも使えますので、頭皮のケアも一緒にできるところが魅力です。
頭皮もエアコンなどの空調や冬場の気温の低下によって乾燥していますが、なかなか頭皮の保湿ケアというのはむずかしいものです。
髪のケアと一緒に頭皮までまとめてケアできるなど、頭の先から足の先まで使えるオイルは、まさに体全体をケアできる万能アイテムといえます。