ライフスタイル

2016年07月18日

チアシードって一体何?今更だから押さえておきたいスーパーフード

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ダイエットや便秘解消、美肌効果など、色々な目的で利用されているスーパーフードのチアシードは、ゴマのような見た目の食品です。原産地のメキシコやグアテマラでは、トウモロコシやアマランサスのように生活に欠かせない食品になっていて、栄養が豊富な健康食として古くから食べられていました。
紀元前から食べられていたチアシードが日本で注目され始めたのは2000年以降のことで、モデルやセレブが美容やダイエットのため使い始めたのをきっかけに大ブームになりました。取り入れ方がとても簡単で、グリーンスムージーやジュースに加えるだけでよいところも、人気が広がった理由です。
チアシードは水分を吸収すると膨張する性質があるため、ダイエット時の空腹感を抑えるのに最適なドリンクです。チアシードにはミトコンドリア毒という発芽毒が含まれているので、12時間以上水に浸しておくと種子の毒素が抜けるので、安心して食べられます。しばらく水に浸けていると、種子のまわりには透明のドロドロした成分が付着してきます。この透明の物体はグルコマンナンという成分で、食品ではこんにゃくに含まれています。
グルコマンナンは水溶性の食物繊維で、酵素で分解されないままに胃や腸に届くので、少ない量でもお腹を満たしてくれる上に、腸を刺激して蠕動運動を活性化するため、便秘の解消にも良い成分と言われています。コレステロール値を下げたり、糖の吸収を抑えたりする働きもあるので、肥満対策や健康維持に最適な成分です。
そしてスーパーフードは、色々な種類の栄養が摂取できることでも知られています。チアシードには、不足しがちなカルシウムやマグネシウム、亜鉛、カリウムなどのミネラルと、血行促進や免疫力の向上に役立つαリノレン酸、タンパク質などが含まれています。
取り入れ方で多いのは、水で戻してからドリンクと混ぜて飲む方法です。味がほとんどないので、どんな飲み物でも組合わせられます。小松菜などの緑黄色野菜とフルーツをたっぷり加えたスムージー混ぜる飲み方や、炭酸水と混ぜて飲む方法、ヨーグルトに混ぜたり、ジャムやはちみつにまぜてパンに塗って食べる方法もあります。ドレッシングやタレに混ぜても使えるので、サラダや豆腐にかけてもおいしく食べられます。
栄養価が高くてお腹を満たす効果があるので、美容のために利用していきたいスーパーフードですが、カロリーが意外と高いのでダイエット中は食べ過ぎに注意しましょう。

 

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金沢美人編集部

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