サンプル化粧品の賞味期限に注意!それってもう使えないかも
百貨店の化粧品コーナーやインターネット通販で化粧品を購入すると、サンプルをおまけでもらえることがよくあります。化粧水や乳液・美容液などの新製品のお試しだったり、購入した化粧品とセットで使うと効果が得られるものなど、種類は様々です。小さいパウチに入っていて1~2回分使えるほどの量が入っているタイプが多いのではないでしょうか。
もらったときは得した気分になってうれしく思いますし、試してみて自分の肌に合えばいうことありません。しかし、普段自分が使っていない製品の場合は、意識しないとなかなか使おうという気にならないものです。旅行や帰省などのときに持って行こうと思って、どこかに溜めておくという人も多いのではないでしょうか。しかし、結局その時になると忘れてしまっていて、自分の普段使いの化粧品を詰め替えて持って行ったりするものです。もらってすぐに使わない限り、結局使う機会を逸してしまい、どんどんどんどんストックがたまっていきます。そして、あるときふと見てみると、いつもらったのかもわからないサンプルがあふれているという事態に陥ります。
またパッケージに使い方が書いてあるものは少ないので、だいたいもらうときに美容部員さんなどが簡単に使い方を説明してくれていると思います。しかし、時間がたってしまえばそれも思い出せないこともあり、結局使い方がわからないという場合もでてきます。
こんな風に時間がたってしまったサンプル、安全性に問題はないのでしょうか。開封済みの化粧品は空気に触れることで少しずつ品質が劣化していきます。なので開けたらなるべく早く使い切るほうがお肌にとってはよいのです。サンプルの場合はきっちり密封されているので問題ないと思われるかもしれません。しかし、開けていなかったとしても長期間放置されていた場合、中身の劣化が進んでいる場合があります。正規品のようにしっかりしたつくりの容器ではなく、あくまですぐに使ってもらうために作られたものなので、保存に関しての信頼性は劣ります。とくに、保管場所が洗面所などの湿度の高い場所、直射日光が当たる場所であれば余計に劣化の速度が速い場合があります。
せっかくのサンプルを無駄にしないように、もらったものには日付を書いたり、種類別に分別したりして、わかりやすいように保管し、1年に1回程度は整理を行いましょう。そして、もらってから1年間以上経過しているものについては、もったいないですが捨てるという選択をしたほうがよいでしょう。