怖い!脱毛した10人に1人の割合でなる硬毛化って一体何?
これからますます暑くなり薄着のシーズンになると、ムダ毛処理を行う必要が出てきますが、場合によっては硬毛化する恐れがあるので注意が必要といえます。 あまり耳慣れない言葉のようですが、脱毛をする10人に1人はなると言われている現象はどんな現象なのでしょうか。
硬毛化って何…?
エステサロンや美容クリニックで施術を行った部位の毛が、以前よりも濃く太くなったような気がする人はいないでしょうか。 硬毛化とは、美容クリニックのレーザー脱毛やエステサロンなどのフラッシュ脱毛を行うことによって照射した部分の毛が以前よりも太く濃くなる現象のことを指します。 照射する前は産毛であっても太く黒々と濃い毛になってしまうことがあるとされています。
原因ははっきりと解明されていないですが、有力な説としては弱い熱量が当たることで毛の細胞を活性化させてしまうことが硬毛化につながると考えられています。 レーザーもフラッシュ脱毛も光を照射することで毛の黒い色であるメラニンを反応させて熱のエネルギーによって毛の細胞を破壊してしていきますが、もともと太い毛である場合には弱い熱量でも十分に反応して光を集めることが可能です。
一方、産毛などの細い毛がメラニン色素も少なく弱い光だけでは十分に光を集めてエネルギーを作り、組織を破壊するまでに至らないことがあります。 ただ、組織までは破壊できなくてもレーザーなどの熱エネルギーによって毛の細胞が活性化させられるために結果的に処理を行うことなく毛の細胞だけを元気にしてしまうことで、産毛のような細く弱弱しい毛でも以前に比べて太く濃い毛へと生まれ変わってしまうのです。
硬毛化しやすい部位
硬毛化が起こる部位としては、比較的産毛が多いとされる二の腕や肩、背中や横腹などが起こりやすいとされており、逆にもともと太い毛が集中している脇やひざ下、鼻の下などが起こりにくいようです。 もし起こってしまった場合には、ほかの部位と同じように処理をする必要があります。 産毛だったものがワキなどの濃い毛になってしまっただけなので処理方法としては同じように光を照射して熱エネルギ ーで処理をしていくのですが、太くなった分弱い熱エネルギーでも効果が期待できますので産毛の状態よりも脱毛しやすくなったとも言えます。
硬毛化は必ず起こるものではありませんが、なってしまったとしてもしっかりとまた対処をしていけばそれ程怖いものではないので、なってしまった場合にはそれに合った対処法で改善していくのが望ましいといえます。