今はメールが主流だからこそ…

ネットが普及をする前は、文字でのやり取りをする手段は手紙しかありませんでした。
電報という手もありますが、費用もかさみますし手軽に出来るものでもなかったため、手紙を使う手段が最も親しまれていたのです。
ネットが普及をしてからはメールでのやり取りが手軽で非常に簡単に出来るようになったため、手紙を書くことが次第に廃れて何でもメールでのやり取りになっています。
メールのやり取りは瞬時に出来ますから良いのですが、手書きの文字と違って文字から相手の心情を読み取ることが出来ませんし、温かみがありません。
相手に対して感謝を伝える時ほど手紙を使った方が良いのです。

手紙を送ることの良さとは？

手紙の良さは相手にどのような気持ちで書いたのかが伝わりやすいというところが挙げられます。
文字が綺麗とか汚いとか、確かにそういったことも相手への印象では重要なことではありますが、それでも相手のことを思って一生懸命書いたかどうかは伝わりますし、汚くても綺麗に書こうと努力した跡が見えればそれはそれで印象が良いのです。
心のこもった手紙は形として残りますし、何度も読み返せるのが魅力です。
メールもデータとしては残りますが、どんな気持ちで書いたのかが伝わらないので何度も見返しても相手の気持ちを画面から感じることが出来ません。
手紙は相手の心そのものですから、大した用事でなければメールでも構わないのですが、相手に感謝を伝える時は手紙の方が自分の心を伝えやすいのです。

便箋や封筒にもこだわりを持とう

手紙を相手に送る時は便箋や封筒などにもちょっとした気配りをしたいものです。
真っ白な便箋に茶封筒では味気ないですし、可愛い柄の便箋を選ぶなどしてもウケは良くなります。
季節に合わせたデザインや相手の好きな柄などを使って手紙を書くと、それも温かみとなって文面に華を添える演出になります。
心を伝えるのであれば何でも良いのではなく、心を相手に伝えるからこそ自分の心を乗せる便箋や封筒にはこだわりを持ちましょう。
視覚的に見える部分もこだわることで、一層相手に気持ちを伝えることが出来ます。